製造工程
1. 出発
きれいな宮崎の海、日向灘で自社の持ち船3隻で、バッチ網漁(ちりめん漁)を行い、海から撮った新鮮なちりめんを、運搬船の氷水の入った魚層へ入れ、港に向かいます。
2. 水揚げ 3.水洗い
港へ着いた運搬船の魚層からかごに入れ水揚げします。
水揚げしたちりめんは、水揚げ場より8メートルの場所にある衛生的な加工場でタンクに1かごごとに、氷を加えながら移し、水洗いします。
4.水洗い
水洗いしたちりめんは、鮮度の落ちないまま国産のにがりの入った塩が入った水流式完全間熱自動釜で炊き上げます。
(塩分濃度は、塩分濃度計にて管理しています。)
完全間熱自動釜とは、熱源であるボイラーの生蒸気が直接釜に入らない構造で、ボイラーに使ってある薬品が、生蒸気を通して釜に入る可能性を除いてます。
5.太陽光の入る、日本で唯一の乾燥機
完全間熱自動釜より出てきたちりめんは、宮崎のサンサンと輝く太陽の光が入る日本で唯一の乾燥機で、太陽光と風を送って半乾燥にします。
6.山西式ちりめん天日干しコンベアー乾燥機
続いて、宮崎のサンサンと輝く太陽の下へ、ベルトコンベアーにのって、ちりめんが移動します。ベルトコンベアーは、5台のコンベアーからなり、ちりめんは、コンベアーから次のコンベアーへ移るときに、ちりめんの表・裏が逆になり、まんべんなく太陽の光を浴びて約150メートルのコンベアーを約1時間かけて移動し、太陽の光をまんべんなく浴びたちりめんが出来上がります。(山西式ちりめん天日干しコンベアー乾燥機)
このコンベアー乾燥機は地上より150センチから200センチの所を、防虫ネットをはった中でちりめんが移動するので、鳥や虫、草等が、ちりめんに接触するのを防止ます。
7.風力選別機
できあがったちりめんは、ライン上の風力選別機でエビの殻など軽い物を吹き飛ばします。
8.強力磁石による鉄除去機
次に、協力磁石により、万一混入した鉄を除去します。
9.金属探知機
次に、磁石につかない金属を金属感知器にて検査します。
10.色彩選別機
色によって選別できる色彩選別機にて、ちりめんと他の小魚を選別します。
11.モーツァルトの流れる冷蔵庫で冷却
天日で干したちりめんは、熱を持っているのでモーツァルト音楽の流れる冷蔵庫で、熟成冷却します。
12.目視選別
十分に冷却されたちりめんを、目視選別して万一選別できていない異物を除去します。
13.箱詰め
14.モーツァルトの流れる冷蔵庫で熟成冷却保存
箱詰めしたちりめんは、モーツァルトの流れる冷蔵庫で熟成・冷却保存します。
15.出荷
熟成・冷却保存したちりめんは、市場へ出荷するか、脱酸素剤の入った袋に袋詰めして、直接お客様へ、販売しております。
※水場場より、8メートルのところに山西水産の加工場があり、”ちりめん”の鮮度の落ちないまま加工でき、化学調味料、漂白剤などの一切の添加物を使用せず心を込めて作っております。
※山西水産の”宮崎ちりめん”は、にがりの入った国産塩以外の一切の添加物を使っていないから、”山西ちりめん”にお湯をかけ、そのお湯を飲んでも、後味がすっきりしています。
※山西水産の加工場は、自然豊かで空気のきれいな宮崎の環境の中にあります。
※山西水産の加工場内は、緑の多い所で、芝生は除草剤など使わず草刈り機など人力で、きれいにしています。
※ちりめんの乾燥には、太陽光をとり入れ、省エネルギーに努めています。